いわゆるインプラント方式、人工乳腺による豊胸なら、理論的にはどこまでもサイズアップが可能です。実際、欧米などでは限りなく巨大なバストに「改造」する豊胸も行われていますが、少なくとも現代日本の美容外科に携わるドクターのほとんどは、そうしたインフレーション的な豊胸を推奨しているわけではありません。バストアップと言いますが、そこにはおのずから適切な範囲、限度というものがあるのです。
豊胸が結果として美しいプロポーションの要素となりうるかどうかは、これはひとえに全体とのバランスにかかっています。お腹に若干脂肪のついている方は、やみくもに豊胸をしてもかえって全体的には「太目」という印象を与えてしまい、マイナスとなりかねません。逆にあまりにも痩せぎすの方がバストだけを大きくしても、違和感が生じることになるでしょう。全身のプロポーションを完璧に近づけていくための一手段として、豊胸は捉えなおされるべきです。
そうしたことをふまえつつ、現代の美容外科で豊胸は何ができるのかということですが、これはもうとにかく自然で美しいバスト、というのが我が国の美容外科が目指す理想なのです。では、自然とはどういうことでしょう。バランスのとれたプロポーションの一環としてのバストであることはもちろん、バストの質感そのものについても、リアルな揺れと柔らかさ、優美さが実現されなくてはなりません。美容外科の豊胸はそれを現実のものにしてくれます。
豊胸のインプラント手術に用いられるバッグも、ここ数年でさらに飛躍的な進化を遂げています。シルエット、量感の自然さは言うに及ばず、柔らかさや流動性についても限りなく本物のバストを実現してくれます。外科的手術によるインプラント、人工乳腺を用いた方式において、美容外科の豊胸はすでに技術的ピークに達していると言えるでしょう。
これに加えて、近年はプチ整形による豊胸も確立しています。切らずに、安全な材質の注射を行うことで、確実にワンサイズからツーサイズのバストアップが可能なことや、ダウンタイムが驚異的に短くて済むことなども合わせ、その自然な仕上がりが多くのユーザーに大好評をもって迎えられている、新しい豊胸のジャンルです。その手軽さから、まさにおしゃれの一環として行う豊胸と言えるでしょう。夏場、水着を着る機会に備えて行う人もいれば、イブニングドレスを着る機会に合わせてプチ整形の豊胸を受ける人もいます。
豊胸の参考情報 → http://www.veriteclinic.com/