かつて、バストアップを志す女性の多くが、その動機として挙げていたのが、異性の眼を意識してというものでした。もちろん今でもそうした方は根強く残っていらっしゃいます。結局は自身の肉体に関するコンプレックスから豊胸へのニーズが出てきたとも言えるわけですが、最近ではその目的とするところが微妙に変化しつつあるようなのです。まずはこの、豊胸というのは誰の為なのか、というテーマでちょっとおしゃべりさせていただきます。
豊胸の動機、ベクトルが異性に向いていたのも過去の事。最近では異性よりむしろ自分の為に、自分磨きの一環として豊胸やその他の美容整形を受ける、という人が増えているのは事実です。女性の社会進出も現代では当たり前、というよりむしろ当然といった環境の変化に加え、自立する女性、強い女性という新たなイメージが「肉食系女子」に代表されるライフスタイルの変化へと女性たちを導いているようです。その中に、鍛えられた肉体、磨かれた肉体は一種のステータスとなっているのです。
豊胸をはじめとする一連のボディデザイン治療は、もちろん美容外科の人気メニューの一つです。エクササイズやエステティックサロンに飽き足りない、一歩先を行く女性たちにとって、完璧でしかも自然な仕上がりを提供してくれる美容外科の豊胸は、何にも増して輝かしい「完璧な自分」への手段として、大いに注目を集めているというわけなのです。そこには男性社会への媚びもへつらいも無く、ただただ美しく完璧な自己をプロデュースしたいという現代女性の本能に根差した意志があるのです。
ですから豊胸はほとんどのユーザーが確固たる信念と意志を持って受けるのが最近の傾向なのです。またそうした女性は自己分析もきわめて的確に為すことができる能力を持っていますから、かなり具体的に、自分のキャラクターによりフィットした理想のバストのイメージを持っているようです。これまでのように、ただ大きくなればいい、といった消極的なイメージでなく、異性の目より自分の満足を優先する傾向にあります。
そうした豊胸を望む女性は、ことさら男性に媚びるということはしませんが、こうしたプラス思考でバイタリティにあふれた新しい女性像は、どのみち今どきの草食系男子の憧れの的となりやすいのも確かなところで、もともとモテている女性がさらに豊胸を受けて自分を輝かせる、というのも最近の傾向のようです。豊胸は自分のためにする、というのが現代女性の特徴と言ってよろしいでしょう。
豊胸の参考情報 → ヴェリテクリニック